鳩胸 vs 漏斗胸の小児における運動時心肺応答の比較
Cardiopulmonary Responses to Exercise in Children With Pectus Carinatum Versus Pectus Excavatum
論文情報
- 著者
- Abushahin A
- ジャーナル
- Pediatric Pulmonology・2025
- DOI
- 10.1002/ppul.27414
- 研究デザイン
- 前向き観察研究・運動負荷試験・カタール単一施設
- 領域
- physical-improvement
論文紹介
Abushahin らによる、小児漏斗胸(PE)と鳩胸(PC)の運動時心肺応答を比較した 前向き観察研究です。Sidra Medicine(カタール・ドーハ)で実施されました。
主要観察:
- PE と PC は先天性胸壁変形の代表で、両者の運動応答パターンは異なる - 両群とも安静時はほぼ無症候だが、運動時に症状を訴えることがある - PE は胸郭の前後径短縮・PC は胸郭の前方突出という解剖学的違いがあり、 心肺機能への影響の出方も異なる可能性
pectus.jp での位置付け:
「漏斗胸と鳩胸の違い」を扱う記事(Cluster 1 入口 005 候補)の参考文献として 最新のデータを提供する論文です。両者の運動時応答の違いを論文ベースで整理する ときの素材になります。
限界: - 単一施設(Sidra Medicine・カタール) - 小児のみ対象(成人への外挿に注意) - 健康対照群との比較はなし - サンプルサイズの詳細は確認必要
ライセンス注意:本論文は Pediatric Pulmonology (Wiley) の OA 版で CC BY-NC 4.0 ライセンスとなっています。商用利用は不可ですが、当サイトでは著作権法 32 条「引用」の 範囲内で参照します。
applicability は `direct`(漏斗胸患者を直接対象)と分類しています。
主要な所見
- 漏斗胸(PE)と鳩胸(PC)の小児患者を対象とした運動時心肺応答の比較研究
- PE と PC は先天性胸壁変形のうち、それぞれ 90% と 5% を占める
- 両群とも安静時は無症候であることが多いが、運動時に胸痛・労作時呼吸困難を訴える
- PE 患者は PC 患者と比べて運動時の心肺応答が異なる傾向
- Sidra Medicine(カタール・ドーハ)で実施
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