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腹式呼吸(横隔膜呼吸)

Diaphragmatic Breathing

腹式呼吸(Diaphragmatic Breathing・横隔膜呼吸) は、横隔膜の上下運動を主動とする呼吸法です。胸郭の動きが少なく、お腹が膨らむ・凹むのが特徴です。

実施方法

  1. 仰向けまたは楽な姿勢で座る
  2. 片手を胸、片手をお腹に置く
  3. お腹が膨らむように深く吸気(胸はあまり動かさない)
  4. お腹を凹ませながらゆっくり吐気(吸気の 2 倍程度の時間をかける)
  5. 10-15 回を 2-3 セット

効果

  • 副交感神経が優位になり、リラックス効果
  • 心拍数の低下
  • ストレスホルモン(コルチゾール)の低下
  • 睡眠の質改善
  • 横隔膜の可動域向上

漏斗胸者にとっての意義

漏斗胸者は、胸郭の前面が凹んでいるため、胸式呼吸の効率が低下しやすい特徴があります。これに対する代償として、副呼吸筋(首・肩)が過剰使用されることがあります。

腹式呼吸を意識的に行うことで、以下の効果が期待されます。

  • 副呼吸筋の過剰使用を緩和
  • 横隔膜の可動域を取り戻す
  • 自律神経のバランス改善
  • 漏斗胸由来のメンタル症状への補助

Lateral Costal Breathing と組み合わせることで、胸郭の前面・側面・横隔膜の動きを総合的に整える呼吸ルーティンが作れます。

毎日 5-10 分の継続が推奨されます。