腹式呼吸(横隔膜呼吸)
Diaphragmatic Breathing
腹式呼吸(Diaphragmatic Breathing・横隔膜呼吸) は、横隔膜の上下運動を主動とする呼吸法です。胸郭の動きが少なく、お腹が膨らむ・凹むのが特徴です。
実施方法
- 仰向けまたは楽な姿勢で座る
- 片手を胸、片手をお腹に置く
- お腹が膨らむように深く吸気(胸はあまり動かさない)
- お腹を凹ませながらゆっくり吐気(吸気の 2 倍程度の時間をかける)
- 10-15 回を 2-3 セット
効果
- 副交感神経が優位になり、リラックス効果
- 心拍数の低下
- ストレスホルモン(コルチゾール)の低下
- 睡眠の質改善
- 横隔膜の可動域向上
漏斗胸者にとっての意義
漏斗胸者は、胸郭の前面が凹んでいるため、胸式呼吸の効率が低下しやすい特徴があります。これに対する代償として、副呼吸筋(首・肩)が過剰使用されることがあります。
腹式呼吸を意識的に行うことで、以下の効果が期待されます。
- 副呼吸筋の過剰使用を緩和
- 横隔膜の可動域を取り戻す
- 自律神経のバランス改善
- 漏斗胸由来のメンタル症状への補助
Lateral Costal Breathing と組み合わせることで、胸郭の前面・側面・横隔膜の動きを総合的に整える呼吸ルーティンが作れます。
毎日 5-10 分の継続が推奨されます。