横隔膜呼吸(側方拡張)
Lateral Costal Breathing
Lateral Costal Breathing(LCB・横隔膜呼吸の側方拡張版) は、胸郭の側面を意識的に広げる呼吸法です。漏斗胸者の呼吸法デイリーの核となる種目とされています。
実施方法
- 椅子に座るか床に楽な姿勢で座る
- 両手を肋骨の側面(脇の下のあたり)に当てる
- 手の触れている部分を横に広げるように深く吸気
- 胸の前面ではなく、側面と背面に空気を入れる意識
- ゆっくり吐きながら肋骨を元の位置に戻す
- 10-15 回を 2-3 セット
漏斗胸者にとっての意義
漏斗胸者は、胸郭の前面が凹んでいるため、呼吸時に前胸郭が膨らみにくい特徴があります。
代わりに以下の現象が起きやすくなります。
- 浅い呼吸が習慣化する
- 副呼吸筋(首・肩)が過剰使用される
- 横隔膜の動きが小さくなる
- 胸郭側面・背面の可動域が低下
LCB は胸郭側面の可動域を能動的に取り戻すことで、これらのパターンに介入する呼吸法です。
毎日 5-10 分の継続が推奨されます。リブフレア対策・姿勢改善・呼吸機能改善の複合効果が期待されます。