Doorway Stretch
Doorway Stretch
Doorway Stretch(ドアウェイ ストレッチ)
平易な説明
ドア枠(door frame)を使って大胸筋を伸ばすストレッチです。 器具不要・1 日 1-3 分で実施でき、巻き肩・UCS(上位交差症候群)の解消に有効。
漏斗胸の人は胸の凹みで姿勢が崩れがちなので、これは「姿勢呼吸柱」の基本種目。
実施方法
- ドア枠の前に立つ
- 両肘を 90° に曲げ、肘・前腕をドア枠の内側につける
- 片足を前に踏み出す
- 胸を前に押し出すように体重をかける
- 大胸筋が伸びる感覚を 20-30 秒キープ
- リラックスして 2-3 セット
バリエーション
- High Doorway Stretch:肘の位置を肩より高くする → 大胸筋下部
- Mid Doorway Stretch:肘を肩の高さに → 大胸筋中部
- Low Doorway Stretch:肘を肩より低くする → 大胸筋上部
3 つを組み合わせると全胸筋に届く。
なぜ漏斗胸患者に重要か
漏斗胸 → 胸郭が前に閉じる → 大胸筋が短縮 → さらに胸が閉じる というループが起きる。
Doorway Stretch で大胸筋を伸ばすことで:
- ✅ 巻き肩が解消(UCS)
- ✅ 胸郭が開きやすくなる → 呼吸が深くなる
- ✅ 立ち姿が変わる(凹みは残っても印象が変わる)
- ✅ 当事者の体感として「寝つきが良くなる」例も
頻度
- 朝晩 2 回が理想(朝の身体起こし + 寝る前のリセット)
- 1 回 1-3 分程度
- 続けるほど可動域が広がる
エビデンス
- Stronska-Garbien 2024(漏斗胸特化トレ・姿勢改善)
- UCS 改善の標準介入として確立
専門的説明
- 英名:Doorway Stretch / Pec Stretch
- 主対象筋:Pectoralis Major(大胸筋)、Pectoralis Minor(小胸筋)
- 関連:肩関節 ROM 改善